慶應義塾大学公認学生団体 ”Kプレミアムオーケストラ”の三田会組織です。

卒団生の方に参加資格があり、入会の意思表示をいただいた方で構成されています。


主な活動

①OBオーケストラの運営、活動支援

②懇親会や演奏会等の交流機会の企画、実行

③会員名簿の作成および管理

④OBOG基金の管理および運営


Kプレミアムオーケストラ設立経緯

私が大学に入学した当時は、慶應義塾大学には複数の音楽団体があり各キャンパスにオーケストラ団体がありましたが、日吉キャンパスには歴史ある一つのオーケストラ団体しかない状態でした。

音楽に取り組みたかった私も新入生歓迎会のタイミングで説明を聞きに行きましたが、練習日の多さや年会費を聞き諦めました。なぜなら、社会にでる準備として長期インターンシップ等の学外活動に取組むことを考えていたこと、また、年会費については学生自らが負担できる額ではなかったためです。総合大学である慶應義塾においては将来の社会を担っていく人材を育成すべきであり、勉学などの学内活動に加えて学外活動にも精力的に取り組める環境が必要だ、と考えたことはいまでも覚えています。

このような時間的・金銭的な制約を排除し、すべての人が音楽を通して人生を豊かにするきっかけを創れないか、と、大学一年生の頃に考えたことが最初の動機となります。

当時は、慶應義塾が創立150周年という節目の年であり、塾全体として150周年に向けたイベントが数多く開催されていました。そうした150周年記念事業の一つとして、上野において”福澤諭吉展”が開催されており、私も展示を観に行きました。もともと書籍を通して福澤先生の考えを多少は理解しているつもりでしたが、展示されていた書物等をみて、福澤先生の異端を恐れない考えや、正しいと信じたことを実践していた姿に強い衝撃を受けました。改めて、”慶應義塾の目的”である「全社会の先導者たらんことを欲するものなり」を実践するために周囲からいかに反対されようが、自分が感じた課題感を解決ために活動しようと覚悟しました。大学3年生のときのこの経験が入学時の動機を行動にうつすきっかけとなりました。

その後は、大学との調整、団員募集、会場確保など数多くの困難がありましたが、一人また一人と協力者が増えていき、大学4年生のときに無事に第1回定期演奏会を実施するに至りました。

なお、創設当初から「すべての人に音楽で感動を」というコンセプトを掲げていましたが、この「すべての人」には、①演奏を聴きにきてくれたお客様、②団員を育ててくれた両親/家族、③団員自身、を含めていました。①や②だけでなく、③の団員自身を含めた理由としては、まさに上記の通り、あらゆる制約を排除し音楽を通してあらゆる経験をできる学生環境を準備することで、将来、全社会の先導者として成長してほしい、という願いを込めています。全社会の先導者として活躍する中で、時には音楽が支えてくれ、時には音楽が人生を彩り豊かなものにしてくれると信じています。


三田会長 永尾裕司


お問い合わせ

当組織へのお問い合わせは下記メールアドレスまでお願いします。

kpo.mitakai@gmail.com


沿革

2010年:1期卒業とともに三田会構想開始

2017年:Kオケ設立10周年を翌年に控え、OBオケ発足決定

2018年:第1回定期演奏会開催

2019年:第2回定期演奏会開催

2020年:新型コロナウイルス感染症の影響により第3回定期演奏会中止

2021年:新型コロナウイルス感染症の影響により第3回定期演奏会中止

2022年:第4回定期演奏会開催、連合三田会正式加入

2024年:第5回定期演奏会開催(予定)


組織体


役員

会長:永尾裕司(1期)

副会長:池田友美(1期)

副会長:石河早彩(12期)

会計:前川夏子(13期)

監査:大家浩臣(4期)

監査:前田華奈子(8期)

総務:尾関まりな(3期)

総務:小柳寛人(10期)

総務:伊藤心(12期)

総務:中野はるか(12期)


運営体制(2024年度)

・運営/事務局

永尾裕司(1期)

池田友美(1期)

三瀬あや香(8期)

・企画/交流促進

小柳寛人(10期)

石河早彩(12期)

我如古萌絵(13期)

加藤沙愛(14期)

西村 知己(15期)

山下恭佳(15期)

・会計/監査

大家大臣 (4期)

前田華奈子 (8期)

前川夏子 (13期)

・広報

永尾裕司(1期)

・現役係

竹下友理(15期)

・OBオケ

大家浩臣 4期 ※団長